お味噌づくりに欠かせない「米麹」を仕込み始めました!
お米を蒸してから麹の種菌を加えて繁殖させていきます。
実は麹は麹カビという「カビの一種」
カビと聞くと「腐敗」や体を害するイメージがありますが、麹カビは人間の体を元気にしてくれるカビなのです。
この麹菌が、活発に働いている過程を「発酵」といいます。
麹菌の酵素が大豆や米を分解、発酵、熟成させ、おいしい味噌を造ります。
日本は、梅雨や夏場などは湿度が高く、現在のように冷蔵技術が発達していなかった時代は食品に雑菌が付き、腐敗も早く進んでいました。
そんな時代、「発酵技術」によって長期に保存することができた発酵食品。
昔の人は素晴らしい!!
暮らしの中で「良いカビ」と「悪いカビ」を選別してきた結果が、日本の食文化を支えてきたのですね。